神奈川県秦野市立東小学校でソープボックスダービー・モックカーの体験授業を実施します

地球のチカラで走る!ソープボックスモックカーで

東小学校3年生と「遊ぶ・学ぶ・競う」体験授業を開催

 秦野市立東小学校(校長 福島正敏)とNPO法人ソープボックスダービー(SBD)協会(理事長 多田哲哉)は、 神奈川県内では初となるSBDモックカー(*1)を用いた体験授業を実施します。

クラス毎に2単位(45分×2)を1授業とし、内容は、1単位目の授業を図工室で工作。2単位目の授業を体育館に置く特設コースでタイムトライアル・レース。クラス毎にレース終了後は表彰式を行い、振り返りをして終了となります。

今回の授業では、STEM(*2)という教育手法を用い、SBDの肝である「位置エネルギーを動力源に走るゼロエミッションカー」を、自らつくり(ものづくり)走らせてみる(実験) 体験を介し、SDGs(*3)も学びます。

詳細は以下のとおりです。

日  時 2021年12月15日 水曜日 午前8時45分~午後0時30分頃まで
場  所 神奈川県秦野市立東小学校

〒257-0023 神奈川県秦野市寺山512

電話:0463-81-1620

第1会場:図工室(体育館棟1階)

第2会場:体育館(体育館棟2階)

対  象 第3学年3クラス(95名)
ね ら い

(全 体)

東小学校

1.    地域の方の力を借りて、自ら考え他者とかかわりながら、クルマづくりやカーレースを楽しむとともに、「クルマ」に親しみ「ものづくり」の良さを体験する機会を得る

2.    「すごい」「どうやってつくったの」「もう一度やってみせて」など

①      主体的に作った子たちに声をかけることで、その気になり自信をもつ

②      困り感も大事な学びであり、そのタイミングでのアドバイスは効果的

3.    困ったことをどうやってリカバリーしたかなどを、自分で話すことで、学びが深まるとともに自己有用感につながる

4.    トライエラーで課題が解決することも自己有用感につながる

①      自己有用感が「クルマ」や「ものづくり」への親しみにつながる

5.    「やってよかった」「つくってよかった」という時間になるよう寄り添う

 

NPO_NSBD

1.    他県では、様々な形で小学生向けの授業を実施してきた本活動の、当協会本部がある神奈川県内の小学校での初の試み。

2.    東小学校にモデル校となっていただき、トライアル授業を実施する

3.    SDGsの普及

4.    SBD競技の普及

5.    今回の試みを基に、この活動を支援してくださる協賛社(者)を求め、授業を希望する地域の小学校を募集する(年間10回程度を想定)

6.    当協会の活動主意や日頃の活動等については、関係書類を別添する

 

内  容 総合的な学習の時間を使った主な授業内容

内容 活    動 ね ら い(詳 細)
SDGs 1.    モックカーは、地球のチカラ(重力)だけで走るクルマであることを説明

2.    工作やレースは、お互い教え合い助け合って行うことを伝える

1.    地球上に住んでいれば誰でも自由に使えるエネルギーがあることを「遊ぶ・学ぶ・競う」の体験授業を介して気付く

2.    ジェンダーフリー。ハンディキャップフリーな競技であることを知る

STEM 1.    ビュッフェ形式で工作キットを児童各自が用意

2.    口頭の説明を受け、説明書を手引きに工作

3.    定規を用いて部材を測ったり部材の中心に印を付けるための計算(割り算)

4.    平行や中心を体験的に知る

5.    じょうずに、ものをつくる体験

説明や友人同士の作り合いから、ものづくりの楽しさや大変さに気付く体験
ものづくり

(工作)

車検 1.    完成したモックカーを車検場に持っていき、レースに参加できる走行可能なクルマであるか検査を受ける

2.    合格したらモックカーに車検証を貼ってもらう

日本では、クルマやトラックが安全に走行するために定期的な車検があることを、遊びの中から知る
実験

(タイムトライアル・レース)

1.    合計3回、3レーンをそれぞれ1回走らせる

2.    タイムを記録する

3.    3回のタイムの上位3名を最速賞として表彰する

1.    勝って嬉しい。負けて悔しい体験

2.    クラスの仲間の表彰を称える体験

3.    ものの動き方を知る体験

4.    じょうずにものをつくる重要性を知る体験

振り返り 1.    東小の先生方からの言葉

2.    NPO_NSBDのスタッフからのまとめの言葉

上のねらいのとおり

 

 

タイムフレーム

  第1会場(図工室) 第2会場(体育館)
1時間目 1組 モックカー作り・車検  
2時間目 2組 モックカー作り・車検 1組 タイムトライアル・表彰式
3時間目 3組 モックカー作り・車検 2組 タイムトライアル・表彰式
4時間目   3組 タイムトライアル・表彰式
     
主催(共催) 秦野市立東小学校

NPO法人日本ソープボックスダービー協会

連 絡 先 本プレスレリースに関する問い合わせ先:NPO_NSBD事務局長 山本教子

090-2135-9345 / noriko_yamamoto@nsbd.org

(*1) 別添する資料をご覧ください

(*2) アメリカで2000年頃から始まった教育手法(あるいは教育の一分野)。考え方を考える学び。Science(科学自然のしくみ)Technology(技術じょうずなものづくり)Engineering(ものづくりあるいは工学問題を解決する方法)Mathematics(算数あるいは数学)の頭文字からSTEM(ステム)と呼ばれ、小学校レベルに始まり高等教育に至るあらゆるレベルで用いられている

(*3) 別添する資料をご覧ください